スパイウェアの駆除方法

スパイウェアの実害

 

スパイウェアは、フリーソフトやツールなどに含まれていることが多く、特に外国製のものに多い傾向があります。これらのソフトやツールをインストールすることで、知らず知らずのうちにスパイウェアが侵入していることがあります。

 

スパイウェアはインターネットのブラウザ履歴やクッキーなどから、どんなサイトに行きどんな趣向を好むのかなどを調査し、本人が知らない間にネットの特定の場所に送ります。そしてその情報は企業のマーケティングなどに利用されます。

 

それだけであれば、まだいいのですが、中には情報収集だけでなく、ネット銀行やオンラインゲームのパスワードを盗む悪質なものも存在するのです。その他にも、ウィルスに感染していると嘘をついて効果のない対策ソフトの購入ページを表示したり、身に覚えのない架空請求画面を表示したり、ポップアップの広告やサイトを勝手に表示したり、ブラウザのスタートページを勝手に書き換えるなどの実害をもたらすスパイウェアもあります。

 

また、スパイウェアにバグが存在していたり、あまりにも常駐するスパイウェアが多くなると、パソコンが不安定になったり回線が途切れるなどの実害があります。一般的にスパイウェアのほとんどは、ユーザーにその存在を知らさせることなく侵入しますが、作者、または企業自らが、スパイウェア入りのツールであることを公言し、それをユーザーに認識させた上で使用するか否かを求める場合も稀にあります。